トライアル雇用って聞いた事ありますか?ほとんどの方が「?」って感じでは無いでしょうか?
これは若い人にとっての制度です。では詳しくみてみましょう。
トライアル雇用と言うのは、簡単に言ってしまうと、お試し期間を作りましょうと言うものなのです。
皆さんの中にも経験をした事があるかもしれませんが、実際に仕事をしてみたらなんかイメージと違う会社だったとか、話に聴いていた事となんだか違うと言う事があるのではないでしょうか。
また、企業側から見ても同じような事があります。会社設立したら従業員の雇用をトライアル雇用をしてみると自分の会社に合った人材が見つけやすいと思います。
もっと出来る人だと思っていたのに、実際に働いたら全然できないじゃないか!
もっと明るい人だと思っていたのに、面接の時だけだったのか!
と言うような感じだと思います。そこでこのトライアル雇用を使って、3ヶ月間お試し期間を作るのです。
それで、本当に働いていける会社なのか、本当に雇っても大丈夫な人なのかを見極めていくのです。
トライアル雇用の対象になる人はこのような人たちです
○ 年齢が45歳以上で、65歳未満となっている人
○ 35歳未満の若い人
○ 母子家庭の母となっている人
○ 障害者を持っている人
○ 日雇いや、ホームレスとなっている人
今の日本では、とても不況です。そんな中、中高年の人の求人が少なくなってきているのです。
逆に若い人の求人はまだまだあるのですが、若い人は働こうとしなくなっています。また、働いてもすぐに辞めてしまう人が増えているのです。
ちょっとおかしいと思うのは私だけでしょうか?
働きたいのに、働く所がない人や、働けるにの働かない若者。そんな現状があるのなら、もっと中高年の人を積極的に雇っても良いのではないかと思うのですが、なかなかそう言う風にはならないのが現状ですよね。
ですので、このトライアル雇用の制度は大変役に立つ物だと思うのです。
一度雇ってしまったら簡単に解雇などをする事はできません。ですので、お試し期間と言うトライアル雇用を使えば、多少は働く人の様子を見る事ができるので、いいと思います。
会社次第では、もっと働く人が増えるのではないかと思います。
トライアル雇用のメリット・デメリット
良い事一杯なトライアル雇用と思い増すが、やはりメリットやデメリットがあるのです。
労働者から見たメリット
会社が何を求めているのかを把握する事が出来る。
トライアル雇用の期間に頑張り次第では、本採用になった時に、上に登る事が出来る。
会社側から見たメリット
働く人のスキルなどを正確に見る事が出来る
ホントに会社に必要なのかをトライアル雇用の間に知る事が出来ます
厚生労働省が認める条件をクリアしたら、奨励金を貰う事ができます
トライアル雇用と言うのは、働く人にとってメリットが多いような制度のように見えるのですが、実際の所は会社のほうがメリットが大きかったりもします。
なぜなら、トライアル雇用の期間は3ヶ月と短い期間ですし、その間に条件を満たす事ができれば、奨励金を貰う事ができるのです。ですので、簡単な仕事を求めている会社にとってはとても良い制度となっているのです。
ですので、この奨励金を目当てにして、トライアル雇用で募集をしているような会社もあったりもするのです。
ですが、本当はとても良い制度なのです。これを悪用する会社さえいなければの話なのですが・・・
Last update:2022/12/2